高血圧、脂質異常症(コレステロール)、通風(高尿酸血症)、骨粗鬆症などの慢性疾患は多数診ています。
皆様に一番馴染みのある病気は「かぜ」だと思います。
では、「日本人は年に平均何回かぜをひくでしょうか?」
答えは、小児を除いた日本人は年間で平均2回前後といわれています(小児は平均6~7回)。一生で計算すると、平均200回近くも風邪をひくことになります。ですから、かぜに対する正しい知識と予防策を理解することがとても重要です。
まず、かぜ症候群の原因の80~90%はウイルスの感染で、それ以外は一般細菌、マイコプラズマなどが挙げられます。
症状としてはくしゃみ、鼻みず、鼻づまり、のどのいがらっぽさなど、鼻やのどの粘膜の異常が顕著にみられます。発熱はあっても微熱程度で、頭痛や全身倦怠感など全身症状があっても軽いのが特徴です。
治療は、ウイルス感染には抗生物質が効かないため、症状を抑えるお薬を服用しながら、安静、水分・栄養補給により自然治癒を促します。また、扁桃腺・副鼻腔・呼吸器系の症状が強く、細菌感染を疑わせる場合には、抗菌薬投与が必要になることもあります。
「かぜ」であっても、肺炎や髄膜炎など、まれに重症化するため、当院では慎重に経過を診させていただきます。
インフルエンザは、国内では例年12月~3月に流行し、例年の感染者数は国内で推定約1,000万人とされます。
インフルエンザでは、咳やのどの痛みなどの呼吸器の症状だけでなく、高熱、全身のだるさ(倦怠感)、食欲不振などの全身症状が強く、しばしば、頭痛や関節痛・筋肉痛など呼吸器以外の症状を伴います。重大な合併症には急性脳症(インフルエンザ脳症)や重症肺炎があります。もし、インフルエンザが疑われる症状に気づいたら早めにご相談ください。
頭痛はとても身近な症状です。頭痛には沢山の種類があり、放っておいても大丈夫なものや、すぐに専門的な治療が必要なものがあります。 以前から同じような頭痛を繰り返している場合、緊張型頭痛や片頭痛の可能性が高いです。それぞれにあった治療法、治療薬がありますのでご相談ください。必要時には連携施設で頭部CT・MRIを行います。
急におこった頭痛で、これまでに経験がないひどい頭痛、熱がある、手足の麻痺やしびれを伴う、数週間のうちに悪化してくる、吐いてしまう、などの場合には、至急、脳神経内科・外科を受診する必要があります。直接高次医療機関を受診いただくか、当院からご紹介いたします。
お子様と長い時間一緒におられる保護者の方の直感として、「いつもと様子が違う」と感じたら、受診してください。なんともないこともありますが、その直感が正しいことも多いのです。
たとえば、
夜間にお子様が熱を出しても、食欲もあり元気であればすぐに病院を受診する必要はありません。しかし、お母さんがお子様の様子をみて「いつもと違う」、「何か変だ」と感じるときは病院を受診しましょう。
ただし、高熱が続く、食欲がない、ぐったりしているなどお子さんの状態がよくないときは、早めに小児専門の病院に紹介することを心 がけています。
40歳以上の6人に1人は糖尿病といわれています。ところが、糖尿病は自覚症状に乏しいため、治療を受けている人は半数にもおよびません。糖尿病を放置すると病状は確 実に進行し、いずれ重篤な合併症が起こってきますので、糖尿病の正しい知識を身につけ、主治医の指示にしたがってきちんと治療することが大切です。
食事療法、運動療法のみの方、プラスお薬の方、インスリン治療の方など様々な治療を受けている患者さんが通院しています。治療法は、理想体重に比較した現在の体重、血糖、HbA1cなど糖尿のコントロール状態、患者さんの内因性インスリン(自分の膵臓から分泌されるインスリン)の出方など色々な要因を考えて、その患者さんに一番適した治療法を行っています。 糖尿病性腎症、網膜症、神経障害などの合併症の予防、進展の抑制のためには、血糖(HbA1c)の良好なコントロールが非常に大切です。
当院では、希望する患者さんには血糖自己測定(SMBG)、すなわち、コンパクトな血糖測定器により患者さん自身に血糖を測定して頂いていま す。当院では、1型はもちろん、2型糖尿病の患者さんにも、無料で血糖自己測定器をお渡ししています。 自分で血糖を測定することにより、甘いものなどを食べすぎたりすると血糖が上がることが自覚できたりなど、ほとんどの患者さんで血糖のコントロールに プラスにはたらいています。血糖測定器は、採血量が現行機種で最小、最新の機種を無料でお渡ししています。センサーは実費で購入して頂いています(インス リン自己注射の患者さんはセンサーも無料でお渡ししています)。
当院では、HbA1Cは自院で測定していますので、来院当日のHbA1C値を患者さんにプリントアウトして渡しています。指先で測定しますので、採血よりずっと痛みは少ないです。
糖尿病の患者さんが比較的多いのも当院の特徴です。食事療法、運動療法のみの方、プラスお薬の方、インスリン治療の方など様々な治療を受けて いる患者さんが通院しています。治療法は、理想体重に比較した現在の体重、血糖、HbA1Cなど糖尿のコントロール状態、患者さんの内因性インスリン(自分の膵臓から分泌されるインスリン)の出方など色々な要因を考えて、その患者さんに一番適した治療法を行っています。
当院通院中の患者さんは、HBA1C(NGSP値)が7.4以下の症例が殆どで、HBA1Cが8.4以上の患者さんもまれにはいらっしゃいますが、急速に改善してきております。
糖尿病で通院中の患者さんで、他院でHbA1Cが、8.4以上など、糖尿のコントロールが不十分な症例もお受けしています。紹介状は必ずしも必要ではありません(お薬手帳などをお持ちください)。
保険証を持参の上受診してください。予約は必ずしも必要ありませんが、トップページより予約して頂いた方が、待ち時間は少なくて済みます。
初診時は30分程度説明に時間がかかるので、時間に余裕をみて受診してください。
保険証を持参の上受診してください。予約は必ずしも必要ありませんが、トップページより予約して頂いた方が、待ち時間は少なくて済みます。
初診時は30分程度説明に時間がかかるので、時間に余裕を見て受診してください。
糖尿病は血液中のブドウ糖が増えすぎてしまう病気です。ブドウ糖は私たちの生命を維持する大切なエネルギー源で、血液中のブドウ糖の濃度(血糖 値)は常に一定に保たれています。しかし、このブドウ糖が効率よく使われない原因は、血液中のブドウ糖を筋肉や臓器に取り込むために必要なインスリンの働 きが弱くなったりするからです。
糖尿病の恐ろしいところは、その初期には全く自覚症状がないことです。そのため発見が遅れたり糖尿病と診断されても治療を受けない患者さんがた くさんいるのです。しかしきちんと治療を受けずに糖尿病を放置していると、増えすぎてだぶついたブドウ糖が体中の血管をぼろぼろにして、さまざまな病気を 引き起こすのです。
糖尿病の治療を行わないで、血糖値が高い状態が長い間続くと血管や神経が侵され、さまざまな合併症が起こります。 合併症の中でも網膜症、腎症、神経障害は、糖尿病の3大合併症と呼ばれ、成人の失明原因の第1位は糖尿病による網膜症です。 また、腎不全によって新たに血液透析を受ける患者さんの約40%は糖尿病による腎症が原因です。これらの合併症はいずれも高血糖によって網膜や 腎臓などの細かい血管が傷つくために起こります。
糖尿病は3大合併症のほかに、心筋梗塞や脳卒中の原因にもなります。糖尿病になると、心筋梗塞や脳卒中の原因となる動脈硬化になりやすっから で、糖尿病患者さんが心筋梗塞を起こす確率は、健康な人の2から3倍も高いといわれています。この危険な動脈硬化は、血糖値が正常値より少し高い時期(糖 尿病予備軍)から始まっています。 この段階では糖尿病とは診断されませんが、健診などで「糖尿の疑いがある」とか「血糖値が少し高い」といわれたら、すでに危険な動脈硬化が始 まっていると考えて、医師の指導のもとで食事制限や適度な運動をすることが大切です。この段階できちんと治療を行えば、心筋梗塞の原因となる動脈硬化の悪 化や糖尿病になることを予防することも可能です。
糖尿病と診断されたら、たとえ自覚症状が全くなくてもすぐに治療を開始することが大切です。糖尿病は、糖尿病になりやすい体質を持った人に過 食、運動不足、ストレス過多、多量の飲酒など悪い生活習慣が加わることで発症します。 そこで、こうした悪い生活習慣を改善することが糖尿病に治療の基本です。特に食事療法と運動療法が重要で、主治医の指導に基づいて、食事による エネルギー摂取量を必要最小限に抑え、適度な運動を行うことが大切です。 しかしこうした生活習慣の改善だけでは血糖値を良好にコントロールすることは難しいため、多くの患者さんには薬物療法が必要になります。
血糖値を良好にコントロールするには、すでに述べたように、食事療法、運動療法そして薬の服用やインシュリン注射などがありますがこれらの治療 は全て日常生活の中での自己管理が中心となります。ですから、糖尿病に着いての正しい知識をもにつけ、「医者任せの治療」ではなく患者さんが積極的に治療 に参加するという姿勢が大切になります。きちんと血糖をコントロールできれば、糖尿病は決して恐ろしい病気ではありません。しかし合併症が起こってから 「ちゃんと治療をしておけばよかった」と悔やんでも、もう遅いのです。
自己血糖測定(SMGG:self-monitoring of blood glucose)
血糖自己測定とは患者さんが自分自身で採血して自己の血糖値を測定することです。日常の血糖値や血糖値の変動を把握して、血糖コントロールを目 指すことが大切です。また、最近では小型軽量・採血が微量(0.3μL)・痛みの少ない腕などから採血が可能になった血糖測定器が発売されております。普段からの生活管理を行ってください。
糖尿病の診断基準としては:
① 随時血糖値200mg/dL以上が確認された場合
② 空腹時血糖値126mg/dL以上が確認された場合
③ 75gブドウ糖付加試験で2時間値200mg/dL以上が確認された場合
④ HBA1c値(NGSP値)6.5以上が確認された場合 などを参考に診断します。
糖尿病治療の基本は食事療法です。食事療法といっても特別なことを行うわけではありませんし、糖尿病だから食べてはいけないものも基本的にあり ません。大切なことは①適正なエネルギー(量)をとること②栄養のバランスを考えることの2点です。つまり偏食と食べ過ぎに注意し、ゆっくりと規則正しい 食事を行うことが大切なのです。
糖尿病の薬にはインスリンの分泌を促進する薬、インスリンの働きをよくする薬、糖の吸収を少なくする薬があります。この3種類の薬を患者さんの 状態に合わせて使い分けるのが、今日の糖尿病治療の基本です。
しかし、薬を飲めば食事療法や運動療法を行わなくてもいいということではありません。あくま できちんと食事療法と運動療法を行った上で薬を飲まないと良好な血糖コントロールはできず、合併症や心筋梗塞を予防することはできません。
運動療法 運動療法は糖尿病の原因となる肥満を解消するだけでなくブドウ糖を取り込むときに必要なインスリンの働きもよくして血糖値を下げる役割を持って います。 運動療法としては、ウオ―キングなどが効果的といわれていますが、正しく行わないと十分な効果が得られないだけでなく健康を害して糖尿病を悪化 させる場合もあります。そこで運動を始める前には、必ず主治医の判断を仰ぐことが大切です。 また、運動を行えば少し食べ過ぎても平気と考えるのも危険です。食事療法と運動療法を一緒に行って、初めて効果が出るのです。
血糖自己測定器:http://www.nipro.co.jp/ja/medicalstaff/new_products/201102_freedom/index.php
当院のダイエット外来では、患者さんと相談のうえ、薬による治療(サノレックス、防風通聖散)、食事や運動療法などの選択、組み合わせにより行 います。体重を減らし、減った体重を維持するのに王道はありません。地道な努力と、定期的な主治医のサポート、アドバイスが必要と考えています。
肥満は、難治疾患であり、長期間の通院が必要です。コンスタントに体重を減少させ、減った体重を維持するためには通院を継続することが大事です。
サノレックス(マジンドール)は、食欲中枢への直接作用および神経終末におけるモノアミンを介した機序により摂食抑制作用を示します。このため、食事摂取量がなかなか守れない肥満の患者さんでも割と無理なく体重を減らせることが多いようです。
また、肥満の患者さんは、高コレステロール血症を合併する率が高いことや、脂肪肝、高血糖(HbA1C)も認められることがあることから、希望に応じて採血も致しますので、初診の方は食事を抜いて来院されるほうがよいでしょう。
患者さんの負担は初診料、再診料のみですので(健康保険適応)、患者さんの自己負担は少なくすみます。採血をした場合は、それに検査料がプラスになりますが、保険の適応ですのでそれほど負担になる金額ではありません。
保険証を持参の上.受診してください。予約は必ずしも必要ありませんが、トップページより予約して頂いた方が、待ち時間は少なくて済みます。
初診時は30分程度説明に時間がかかるので、時間に余裕をみて受診してください。
受診時には、体重を減らすためのヒントとなることをその都度お話します。
例:朝食、昼食、夕食は均等に3分の1ずつ食べるようにする(夕食だけ多くしない)。
お腹が空いて間食をしたくなったら、DVDを見る、音楽を聴く、ゲームをする、外に出かけるなど自分の好きなことをして気をそらす。
体重減少は波があり、体重が減らないときやリバウンドしてしまうときもあるので、主治医のサポートが必要である(通院継続の重要性)。
飲み会などの行事があるときに、油断して体重が増えやすいので注意する。
また、初診時には、ダイエットにおいて最も重要な3つの原則についてお話します。
肥満症、高度肥満症累積患者数:832名(’19 1/5現在)
ダイエット外来通院中の患者数:59名(’19 1/5現在)
ダイエット外来をさいたま市で始めて
チャンピックス(バレニクリン酒石酸塩)の服用による方法があります。
タバコの害についても詳細に説明致します。チャンピックスにより、これまでたくさんの方が当院の禁煙外来を受診して禁煙に成功してい ます。
チャンピックス錠は元々アメリカで禁煙治療を目的に開発されたもので、日本では初の非ニコチン禁煙補助製剤です。
これまでの禁煙補助薬(例えばガムや パッチタイプの貼り薬)がタバコの代わりにニコチンを補充することで、禁煙に伴うイライラや集中できないなどの離脱症状を軽減する「ニコチン代替療法」で あるのに対し、チャンピックスは脳内のニコチン受容体に選択的に働き、離脱症状やタバコに対する切望感を軽減するとともに、喫煙による満足感を抑制する作 用機序で禁煙効果を発揮します。要は既存の禁煙補助剤が「タバコ代わりにニコチンを与えて切望感を抑える」のに対し、チャンピックスはその「切望感」その ものをブロックするということです。
さらにチャンピックス服用中はタバコを吸っても「美味しい」という感覚が抑えられているため、以前のような満足感を得 られず、「期待外れ」と思わせる効果もあります。これまで、パッチタイプの禁煙補助剤でうまくいかなかった人、さらにはヘビースモーカーにも有効な禁煙補助剤足りうるとメーカー(ファイザー)側では説明しています。チャンピックスは、薬価収載され保険診療が可能です。
予防接種は、特に1歳を過ぎるまでは、順番、日程など複雑です。初めての予防接種を受けるお子さんの場合、当院では、お子さんの年齢(月齢)等を考慮し、 最初の予防接種の種類、時期を決め予約を入れて頂きます。その後は予防接種の接種時(打つとき)にドクターより次の予防接種の種類、日にちについて説明があります。指示にしたがい、一通り必要な接種を完了することができます。インフルエンザの接種が必要な時期もそれを考慮に入れ最適な計画を立てます。
まずは電話で相談してください。
初めて予防接種を受けられるお子さんは、2ヶ月になったらできるだけ早く(2ヶ月目の日を含む)ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチンの同時接種(任意接種を含む場合)か、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの同時接種(公費のみの場合)のどちらかを選択することが多いです。
予防接種についての概略は下記のようです。尚、武田薬品工業株式会社のホームページで、予防接種のスケジュールが検索できます。
1.ヒブワクチン
インフルエンザ菌b型(Hib)に対するワクチンです。
接種開始齢 2ヶ月以上7ヶ月未満
初回接種 3回、4~8週間の間隔で接種します。
追加接種 初回接種終了後おおむね1年の間隔をおいて、1回接種します。
7ヶ月以上12ヶ月未満の場合、初回接種は2回になります。
1歳以上5歳未満の場合、1回接種します。
2.小児用肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌に対するワクチンです。
接種開始年齢 2ヶ月以上7ヶ月未満
初回接種 3回、27日以上の間隔で接種します。
追加接種 12~15ヶ月齢に、1回接種します。
7ヶ月以上12ヶ月未満の場合、初回接種は2回になります。
1歳以上2歳未満の場合、60日以上の間隔で2回接種します。
2歳以上6歳以下の場合、1回接種します。
3.4種混合ワクチン
ジフテリア菌、百日咳菌、破傷風菌、ポリオウイルスに対するワクチンです。
接種開始年齢 3ヶ月以上12ヶ月未満
初回接種 3回、20日から56日までの間隔をおいて接種します。
追加免疫 初回接種から1年から1年半後に1回接種します。
4.BCG(生ワクチン)
結核菌に対するワクチンです。
対象:5ヶ月から8ヶ月未満
5.B型肝炎ワクチン(2か月から1歳未満)
6.水痘ワクチン(1歳から3歳未満)
7.ロタウイルスワクチン(2か月から32週まで、ロタテックの場合)
下記は接種の例です(すべて公費)。
月齢2ヶ月以後、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチン、同時接種
→27日以上あけて(月齢3ヶ月以後)
4種混合ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチン、同時接種
→27日以上あけて
4種混合ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、ロタウイルスワクチン、同時接種
→27日以上あけて(月齢5ヶ月以後)
4種混合ワクチンとBCGの同時接種
→2回目のB型肝炎ワクチン接種から6ヶ月位して
B型肝炎ワクチン接種
ヒブワクチン
http://www.know-vpd.jp/children/va_hib.htm
小児用肺炎球菌ワクチン
http://www.know-vpd.jp/vc/vc_nw_haienkyukin.htm
13価小児用肺炎球菌ワクチンについて
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_haienkyuukin.html
4週以上の間隔で3回接種します(飲むワクチンです、生後32週齢まで)。
標準的な接種時期:生後6週から32週。
初回は生後24週まで。
通常は、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー13)と、同時接種します。
料金は、1回6500円です。
経口で接種したときに、口からこぼれてしまうお子さんが大半ですが、全部吐いても免疫はつくというメーカーの説明なので大丈夫です。
http://www.know-vpd.jp/vc/vc_nw_rota.htm
B型肝炎ワクチン(ヘプタバックスⅡ)は、B型肝炎の予防ために用いられるワクチンです。
0.25mlずつ、4週間隔で2回、さらに、20から24週(6ヶ月)経過後に1回接種します。
ただし、10歳以上の方には、0.5mlづつを同様の投与間隔で接種します。
通常は、1回目と2回目の接種は、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー13)と、同時接種します。
料金は、1回5000円(ただし、10歳以上6000円)です。
http://www.know-vpd.jp/children/va_hepatitis_b.htm
MRワクチンとは、はしか(麻疹)と風疹の混合ワクチンで、生後12ヶ月から24ヶ月未満のお子さんが対象になります。
MRワクチンは1歳を過ぎたらなるべく期間をあけないで接種した方がよいでしょう。
小児用肺炎球菌ワクチンの追加接種と同時接種することが多いです。
おたふくかぜワクチン、水痘ワクチンと同時接種することもできます。MRワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、おたふくかぜワクチン、水痘ワクチンの4本同時接種も可能です。
1歳以降(誕生日含む)接種可能ですが、5歳から6歳の間に2回目を接種するのが望ましいと考えられています。1回4000円です。
水ぼうそうに対するワクチンです。
1歳以降(誕生日含む)接種可能ですが、1回目の接種から6ヶ月以上あけて2歳未満までに2回目を接種するのが望ましいと考えられています。1回6000円です。
接種当日が1歳以上3歳未満のお子さんは水痘の予防接種が公費で受けられます(H26 10/1~)。
接種当日が3歳以上5歳未満のお子さんは水痘の初回接種(初めての水ぼうそうワクチン)が公費で受けられます(H26 10/1~H27 3/31 の経過措置)。
同時接種を希望されない場合は、不活化ワクチン接種後は6日以上あけて、生ワクチン接種後は27日以上あけて規定回数接種することになります。
非常に煩雑で、お母さんやお子さんの負担が大変になります。
3歳過ぎ(誕生日含む)・・・日本脳炎(不活化ワクチン)第1期
6~28日間隔で2回接種します。2回の第1期初回接種後概ね1年後に第1期追加接種があります。
9歳(~13歳未満)・・・日本脳炎ワクチン第2期
第2期は、第1期追加接種後おおむね5年の間隔での接種が望ましいとされています。
定期予防接種の改正後、平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれのお子さんは、初回接種、追加接種、第2期全て、20歳未満であれば接種することができます。
5歳から7歳未満で小学校入学前の1年間(4月1日から3月31日までの年度の区切り)・・・MRワクチン(第2期)
11歳(~13歳未満)・・・DPTワクチン第2期(DTワクチンで接種)
注射生ワクチン(BCG MR おたふく 水痘)→27日あける→ 注射生ワクチン(BCG MR おたふく 水痘)
13歳未満2回打ち およそ3週あける(1~4週)
13歳以上1回打ち ただし受験生(あるいは希望する方)は2回打ちの方がよい
対象:生後6ヶ月以上の方
ワクチンが効き始めるまで およそ2週
ワクチンが有効な期間 ワクチン接種後(2回打ちの場合は2回目)およそ3ヶ月
インフルエンザの適正な接種時期
11/1~12月初旬
風呂OK 妊婦OK 授乳OK
1回3200円です。
ピロリ菌は、胃の粘膜に生息する菌で、主に胃や十二指腸の病気の原因となります。幼少期に感染し、一度感染すると、除菌しない限り胃の中に棲みつづけます。
ピロリ菌は、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんなどを引き起こします。